KACC規約


 

 

第一章 総則

 

 本クラブはKuri Adventures Climbing Club 通称 KACCと呼び、Kuri Adventuresが運営する有料会員制登山クラブである。事務所を神奈川県川崎市堀之内町9-8ビル内に置く。

 

 

第二章 目的

 

 Kuri Adventures登山教室で得た基本的な登山技術を基に、安全性を最優先にした登山・登攀を楽しみ、登山者としてのスキルを高める。活動を通して、会員相互の親睦を深める。

 

 

第三章 活動

 

 実践登山、定期練習会をはじめとする登山スキルを深める活動及び、会員相互の親睦を深めるための活動を行い、目的を達成する。

 

 

第四章 会員

 

第一条 入会

 

 入会条件を満たした上で、本規約を承認し入会金を支払うことで会員とする。

会員の義務

 定められた会費を滞りなく支払わなければならない。会に関する一切の責任と義務は平等に負うこととする。公序良俗に反するような行いは慎まなくてはならない。

 

第二条 会員の権利

 

  1. 山行企画の参加(入会届を提出しグレードを与えられた時点で許可される)。
  2. 練習会の参加。
  3. Kuri Adventuresの講習、Kuri Adventuresクライミングジムの割引価格利用。
  4. KACC clubルームの使用。

 

第三条 入会条件

 

  1. Kuri Adventuresの講習を利用したことがある。
  2. リーダーの指示・判断に従って行動が出来る。
  3. トップロープクライミングのシステムを理解しビレイが確実に出来る。
  4. バックアップを設けた懸垂下降が確実に出来る。
  5. タイトロープシステム、チェストコイルの構築が素早く出来る。
  6. 基本的な結びが出来る。エイトノット、フィッシャーマンズノット、クローブヒッチ、マッシャー等。
  7. 指定装備を用意出来る。
  8. 300万以上の遭難対策費用が含まれる山岳保険に加入している。
  9. Facebookに登録している(山行の募集はFacebookを活用するため)。

 

第五章 会費

 

 会費を月2000円(税別)とし、入会金を10000円(税別)とする。会員は年度ごとに会費を納金する。入会金は入会許可を得た上で入金する。支払いはクレジット決済に限定する。

 

 

第六章 退会・休会・除名

 

第四条 退会

 

 退会希望者は、退会する旨を会長に申し出ることで退会を承認する。年度の途中で退会する場合、納入済の会費は返金しない。除名者以外の退会者は再度入会が可能である。再入会する際の入会金は不要とする。

 

第五条 休会

 

 半年以上活動に参加できない会員は、申し出により休会を承認する。休会中の会費納入は不用である。

 

第六条 除名

 

 以下に該当する者は会長の決定により除名とする。除名者の再入会は認めない。年度の途中で除名となった場合、納入済の会費は返金しない。

 

  1. 企画山行時にリーダーの指示に従わず、他会員の命が脅かされる状況に晒した者。
  2. 虚偽の申請をした者。
  3. 会の名誉を著しく傷つけた者。
  4. 年度の更新時に、会費の納入が申し出なく3ヶ月滞った者。
  5. 会則に反する行為をした者。

 

第七章 運営委員会

 

 会長、事務担当、山行管理担当、遭難対策担当により会を運営する。

  1. 会長(栗山 祐哉)

 会を総括する。会員のグレード管理を行う。

  1. 事務担当

 入退会管理、活動管理、clubルームの管理等の事務運営を行う。

  1. 山行管理担当

 山行計画書の管理、会員の入山・下山管理を行う。

  1. 遭難対策担当

 遭難防止に勤める。会員の中で遭難者が発生した場合は、会長と連携し必要に応じて遭難者捜索活動を行う。

 

 

第八章 会則の変更

 

 必要に応じ会長の承諾の上で本会則を変更することが出来る。会則の変更は、会員に周知された上で適用される。

 

 

第九章 山行企画

 

 会員は、山行企画参加時の責任を十分に理解した上で、会員個人に定められたグレード・必須装備や必須技術を理解した上で山行企画への参加・立案が出来る。会の山行企画については必ず山行計画書を提出する。

 

第七条 山行企画参加メンバーの責任

 

 山行企画への参加するメンバーは、必ず参加条件及び持ち物について理解し、自己の責任においてこれらを整えた上で参加すること。企画中に装備・技術不十分が発覚した場合、その時点で企画参加権は消失するものとする。

 企画山行中は、リーダーとメンバーが自主的に意思疎通をとりながら行われるものとする。メンバーは、リーダーの指示・判断に従うこととする。ただし、メンバー自身も判断することを放棄せず、自主的に参加すること。リーダーはメンバーの意見を踏まえた上で判断すること。山行中に発生した事故・損害について、過失の有無を問わず該当するメンバー全員が責任を負うものとする。他のメンバー・第三者に損害を与えた場合、当該行為を行ったメンバーが自己の責任と費用によって解決するものとする。企画中にメンバーの負傷及び不調が起きた場合、他のメンバーも自己責任において救助活動に協力する。

 

第八条 グレード制

 

 会員個人の知識・登山経験・登攀力から総合的な登山技量について、会長が会員個人にA~Eのグレードを定める。グレードごとに推奨される山行形態を以下に設ける。グレードの更新は、会長と相談の上で行う。会員は、個人のグレードによって推奨された山行形態の企画立案が可能である。他会員の企画した山行に参加する場合は、グレードによる制限は設けない。

 

企画可能な山行形態/グレード

A

B

C

D

E

一般登山道

無雪期

実線路

岩稜を含めない

岩稜を含む

 

破線路

 

 

積雪期

実線路

岩稜/雪稜を含めない

森林限界以下

 

森林限界以上

 

 

岩稜/雪稜を含む

 

 

 

破線路

 

 

 

 

バリエーション

無雪期

 

 

 

積雪期

 

 

 

 

フリークライミング

シングルピッチクライミング

 

 

マルチピッチクライミング

 

 

 

アイス

アイスツリー(人工氷壁)

 

 

 

天然氷壁/マルチピッチ

 

 

 

 


  1. バリエーション山行の定義

 本規約では、一般登山道を外れる登山や登攀をバリエーション山行と定義する。沢登り、アルパインクライミング、山スキーなど。

 

  1. チャレンジ山行

 D会員以上は同じグレードの会員同士であれば、会長の承認の上、一つ上のグレードまでに定められた山行形態の山行の企画が可能である。

 

  1. 地図読み山行

 全ての会員は、会長に予定ルートを相談し承認を受けた上で、地図読みの練習を目的とする一般登山道を外れる山行を許可する。奥多摩・丹沢エリアに限る。

 

第九条 山行企画への参加

 

 会員は、Facebookにて山行企画の参加を申し込むことが出来る。必ず参加条件及び必要装備について理解した上で申し込むこと。山行企画への参加にグレードによる制限は設けないが、会員個人が自分の力量を十分考慮すること。場合によっては、リーダーおよび会長が会員の技術を考慮し、山行企画への参加を承諾しないことがある。

 

第十条 山行企画の立案

 

 会員は、Facebook上にて山行企画を立案しメンバーを募ることが出来る。その際、参加条件及び必要装備を明記すること。山行計画書は、山行企画立案者または立案者から委任された者が提出する(山行計画書を参照)。山行企画のリーダーは、立案者または立案者から委任された者が担当する。

 

第十一条 山行企画参加時の必須技術

  1. 積雪期登山

滑落・初動停止、アバランチギア操作技術・捜索技術

ホワイトアウトナビゲーション(森林限界以上の山行に限り必須技術)

 

  1. クライミングを伴う山行

 リードビレイ技術、支点構築、懸垂下降からの登り返し

レスキュー技術(マルチピッチクライミングを伴う場合)

 

  1. 山行リーダー必須技術(D会員以上)

担架搬送、背負い搬送、レイジングシステムの構築、読図技術

 

  1. クライミングを伴う山行でのリーダー必須技術

 レスキュー技術

 

第十二条 山行企画参加時の必須装備

 

  1. 基本装備

雨具、防寒具、予備下着(靴下/インナー)、ツェルト、

マット(座布団サイズ以上のもの)、ファーストエイドキット、

ヘッドライト、ヘッドライト予備電池、コンパス、地図、計画書

地図/計画書の予備、ホイッスル、スマートフォン、モバイルバッテリー

ハーネスまたは180cmのスリングとロッキングカラビナ

 

  1. リーダー基本装備

補助ロープ(太さ8mm長さ30m以上のもの)

クライミングを伴う山行で定められた必須装備(ヘルメットを除く)

火器(バーナー/ガス/コッヘル)

 

  1. 積雪期登山

ライトアルパインブーツ以上のシャンクが入った登山靴

前爪付き10本爪以上のアイゼン(ワンタッチまたはセミワンタッチ式)

ピッケルまたはアックス

ビーコン、スコップ、プローブ(50cm以上の積雪が見込まれる山行)

  1. クライミングを伴う山行

ハーネス、ヘルメット、ビレイデバイス、セルフビレイコード、

フリクションノットコード、ロッキングカラビナ4個以上、ナイフ

120cmスリング3本(そのうち1本はナイロン製)、アッセンダー

セルフジャミングプーリー/プーリーなどのレスキューキット(ゲレンデ以外のクライミングを伴う山行に限り必須)

 

第十三条 山行計画書

 

 山行企画立案者または立案者に委任された者は、所定の形式の山行計画書に必要事項を記入し、山行管理担当へ2日前までに提出する(悪天候等により転身する場合は要相談)。また、下山後速やかに山行管理担当へ下山連絡をする。個人山行については山行計画書の提出を推奨する。

 

第十四条 ココヘリ

 

 会員はココヘリに入会することを推奨する。

 

 

第十章 練習会

 

会員は、屋内で行われる練習会について自由に立案・参加することが出来る。

 

 

第十一章 Kuri Adventures 講習

 

 会員は、基本的に技術の習得をKuri Adventuresの講習で行うものとする。Kuri Adventuresの講習に参加する場合、参加費用の10%をポイントとしてWeb上で還元される。

 

 

第十二章 Kuri Adventures クライミングジム

 

 Kuri Adventuresクライミングジムのパスポートは20%割引価格で提供される。

 

 

第十三章 KACC クラブルーム

 

 

 神奈川県川崎市川崎区堀之内町9-8clubルームを設ける。会員は時間を問わずクラブルームを使用できる。利用する際には、事前に会長ないしホテルcoojuのフロントに申し出ること。

 

 



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