バリエーションルートやマルチピッチクライミングなどに挑戦する場合はもちろん、懸垂下降は一定以上の難易度の登山を行う全ての登山者に学習して頂きたい技術です。
例えば険路として有名な妙義山域の山々を歩いていたとしましょう。なかなかに手強いルートですが、しっかり鎖を掴みながら確かな足取りで登ってきました。今いる場所は畳一枚分程度の岩峰の頂。と、ここで突然の夕立。岩は滑り、鎖も濡れてしまった…。さっきまでは何てことなかった鎖場ですが、濡れた下りとなると全く話は異なります。度胸だけで降りたら死にかねません…。
他にも、北アルプスの岩稜でうっかり道を間違えて、小さな岩のピークに上がってしまい、降りられなくなる。
道迷いの末にようやく道路が見えたけど、15mほどのコンクリートの法面になっていて降りれそうもない。
こんなピンチなシチュエーションは容易に想像できると思いますが、想像できるトラブルというのはすなわち十分起こり得ることでもあります。本格的な登山に挑戦するつもりはなくとも、懸垂下降技術は全ての登山者が身につけておくべきものです。
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懸垂下降技術を身につけることで、いかなる急峻な壁も、仮にそこが空中になっていたって、安全に降りられる様になります。
しかし一方で、登攀確保系技術の中で最も死亡事故が多いのも懸垂下降であり、そのほとんど全てがヒューマンエラーによって発生しているとも言われています。
そこで Kuri Adventures では、極めて安全性の高いバックアップシステムを設けた懸垂下降システムを指導しています。
懸垂下降中にロープが落石を誘発し、石がロープを握っている手に当たって手を離してしまったとしても、バックアップシステムがあれば墜落を止めてくれます。ひとつのインシデントで即アクシデントに至らないシステムをお伝えします。
懸垂下降に合わせて、懸垂下降途中からの登り返しについてもお伝えしています。懸垂下降を開始する支点となる場所が、必ずしも垂直の壁の上とは限りません。多くの場合は支点から斜面を少し下り、次第に傾斜がキツくなって垂壁に入ります。つまり懸垂支点の場所から、地面にロープが届いているか分からないのです。ある程度下ってから、ロープの末端が地面に届いていない事が発覚することも往々として起こります。
この時、登り返しの技術がないと一切身動きがとれなくなります。実際に毎年何例かはこの様な救助要請があるそうです。
懸垂下降途中にビレイデバイスに、袖やスリング、髪の毛が絡んでしまい、デバイスがスタッグする様なトラブルも起こりがちです。この場合も、登り返しと同様のシステムを構築して、一度ビレイデバイスを解除する必要があります。
懸垂下降を行う以上、登り返し技術の習得は必須であり、これができないなら懸垂下降はやるべきではありません。
その他、支点構築の知識やロープの投げ下ろしの手順、ロープ回収時の注意点など、実は懸垂下降を行う為に学習しなくてはならないことは多岐にわたります。
講習一日目は、これらの基礎技術を学んで頂きます。
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翌日は、三つ峠山頂直下にある、高さ120m もの大岩壁 " 屏風岩 " を、3ピッチの懸垂下降で降ります。前日の講習で実施した10m程度の懸垂下降とは比較にならない圧倒的な高度感、テクニカルな地形、それらから感じる恐怖心。冒険的な本気の懸垂下降を体験してもらいます!
講習では技術や知識をお伝えできても、実際の現場でしかその怖さ、危険性、安全を考慮したシステムの重要性などは感じられません。講習に加え実践山行を実施するからこそ、学んだ知識は活きた技術として身につきます。
この組み合わせこそが重要だと、Kuri Adventures では考えています。
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懸垂下降技術を身につけることで登山中の急場を凌ぐ事ができる様になります。しかし、懸垂下降の魅力はそれだけに留まりません。懸垂下降を身につけることで、登山の幅はとても大きく広がります!
もちろん、それは他の登攀確保技術を合わせてこそではありますが、これまで登山口と山小屋、山頂などの点を登山道という線で結ぶだけだった山の世界観が、あらゆる地形を自由に行動できる様になることで立体的に山をとらえたものに変わります。圧倒的な自由度を得る事で登山者としての人生は今よりずっと豊かなものになり、もはや人生観までも変えてしまう様な体験がそこにはあります。
アルパインクライミングの世界は確かに危険を伴う世界ですが、その世界に身を寄せた誰もが、実に楽しそうに人生を謳歌しています。生きる事そのものが、とても楽しく感じる様になります。
そんなアルパインクライミングの世界に脚を踏み入れる最低条件の一つに懸垂下降があります。
もちろん懸垂下降を覚えたからと言って必ずしもアルパインクライミングの世界に脚を踏み入れなければならない訳ではありませんが、その片鱗に触れるだけでも、登山者として確実に新たな高みへ一歩を踏み出す事になります。
ぜひ学習機会を設け、より深い山の世界へ脚を踏み入れましょう!
※ より良いカリキュラムへとブラッシュアップする為、講習内容を一部変更する場合が御座います。予めご了承ください。
~ 日程 ~
・2026年6月20日 (土)~21日(日)【予約締切 6月17日 (水) 19:00まで】
・2026年8月1日 (土)~2日(日)【予約締切 7月29日 (水) 19:00まで】サマーセール価格
・2026年10月3日 (土)~4日(日)【予約締切 9月30日 (水) 19:00まで】
・2026年10月31日 (土)~11月1日(日)【予約締切 10月28日 (水) 19:00まで】
・2026年12月5日 (土)~6日(日)【予約締切 12月2日 (水) 19:00まで】
・2027年2月6日 (土)~7日(日)【予約締切 2月3日 (水) 19:00まで】ウィンターセール価格
~ 事前予習動画 ~
この講習では、以下の4種の結びが必要です。講習日当日までに覚えてきて下さい。
□ オーバーハンドノット
□ ダブルフィッシャーマンズベンド
□ マッシャー
□ クレイムハイスト
~ タイムスケジュール ~
技術講習
08:00 横浜駅東口駅前広場 喫煙所前ロータリー 集合
09:00 追浜駅 集合
10:00 講習開始
15:00 講習終了
16:00 追浜駅 解散
17:00 横浜駅東口駅前広場 喫煙所前ロータリー 解散
技術実践
07:00 新宿住友ビル 南側 集合
09:30 三つ峠県営駐車場 集合
10:00 入山
16:30 下山
19:00 新宿住友ビル 南側 解散
※ 渋滞などにより、スケジュールが遅れる場合も御座います。
~ 集合場所 ~
集合場所は、以下から選択できます。初日と二日目で集合場所が異なるのでご注意下さい。
初日、送迎車をご利用の方は 横浜駅東口駅を出て右手にある小さなローターリーの喫煙所裏付近に送迎車を停車します。こちらよりご乗車下さい。
電車、またはマイカーでアクセスされる方は、追浜駅近くにある三井のリパーク追浜町3丁目第3駐車場にお越し下さい。
横浜駅東口駅前広場 喫煙所裏 8:00集合
横浜駅東口の地上へ出て右側にある小さなローターリーに停車します。喫煙所裏付近に弊社のロゴが入った車が停まっています。
追浜駅 (三井のリパーク 追浜町3丁目第3駐車場) 9:00集合
道路状況によって遅れが生じることがあります。予めご了承下さい。また集合時間に遅れる場合には、必ずご一報願えますようお願い致します。
二日目は新宿駅、または現地集合となります。
送迎車をご利用の方は新宿駅、または都庁前駅にて下車頂き、都庁前駅A6出口にお越し下さい。都庁通りの橋の下付近に停車致します。マイカーでお越しの方は下に指定する現地駐車場までお越し下さい。
新宿住友ビル 南側 中央通り沿 7:00 集合
新宿駅西口から地下舗道を通って徒歩8分ほどとなります。都営大江戸線 都庁前駅 A6出口の前の車道、都庁通りの橋の下付近に送迎車が止まります。
三つ峠県営駐車場 9:30 集合
道路状況によって遅れが生じることがあります。予めご了承下さい。また集合時間に遅れる場合には、必ずご一報願えますようお願い致します。
~ 催行人数 ~
最小催行人数 4名
最大催行人数 12名
~ 天候 ~
大雨時は中止します。小雨が降る可能性がある場合でも、決行する場合もあります。
二日目の実践山行は、落雷、強風、積雪などの影響により企画内容変更する場合が御座います。気象条件により危険と判断した場合には、初日の会場の岩場にて繰り返し懸垂下降の練習を何度も繰り返す訓練を実施します。
前夜、中止判断連絡を行います。
※ 中止の場合は中止日数分返金となりますが、ご返金には注文金額の3.6%のクレジットカード返金手数料が発生します。予めご了承下さい。
~ 用意するもの ~
□ クライミングハーネス ( 登山、クライミング用に製造された、レッグループ式ハーネス、ダイアパー式ハーネス。)
□ クライミンングヘルメット ( 登山用、クライミング用で購入から3年以内のものをご用意ください。)
□ ビレイグローブ ( ブラックダイヤモンド クラッググローブ など、柔らかめのビレイグローブを推奨)
□ ダイレクトビレイに対応したビレイデバイス ( ペツル ルベルソ5 を推奨 )
□ サブゲート式HMS型安全環付きカラビナ × 2 ( ロックテリクス HMSミディスクリューAT など、サブゲートによる反転防止機構が付いたものを使用 )
□ 変形D型安全環付きカラビナ × 2 ( エーデルリッド ピュアスライダー、ペツル エスエムディー など、細めのものを推奨 )
□ セルフビレイコード ( ダイナミックロープを使用した衝撃吸収できるもの を推奨 )
□ 120cmスリング
□ 6mm × 150cm のアクセサリーコード ( フリクションコードとして使用します )
□ 7mm × 7~10m のアクセサリーコード
□ 雨具 ( 原則として雨天時も開催する予定です。小雨であれば屋外で実施しますので、レインウェアをご用意下さい。)
□ 実践山行のみ、日帰り登山装備一式 (雨具、厚手の防寒着、ヘッドライトは必須とします)
□ 昼食・飲料
※ ヘルメット、ビレイグローブ以外のクライミングギヤはレンタルのご用意も御座います。ご利用の方は講習予約とは別にレンタルの予約を行って下さい。
~ レンタルもご用意しております ~
ハーネス( Sサイズ ウェスト 66~89cm / Lサイズ ウェスト 76~107cm)
ランヤード(シンプルツインランヤード)
ビレイデバイス(+サブゲート式HMS型安全環付きカラビナ)
変形D型安全環付きカラビナ × 4枚
変形D型ワイヤーゲートカラビナ × 6枚
120cm ダイニーマスリング × 3本
6mm × 150cm アクセサリーコード(フリクションコード)
7mm × 10m アクセサリーコード(補助ロープ)
アッセンダー
※ レンタルはセットのみです。ご予約はショッピングカートから行って下さい。
※ ヘルメットやビレイグローブのレンタルは御座いません。各自ご用意下さい。
~ シンプルツインランヤードのご提案 ~
懸垂下降では切れ落ちた岩場のギリギリ端でセルフビレイを行い安全確保することとなります。
うっかり足を滑らせると自由落下を伴う大きな衝撃が発生する可能性があり、衝撃を吸収しないランヤードを使用していた場合には脊椎損傷など致命的な怪我に至る可能性があります。
Kuri Adventures では衝撃吸収性に優れた高性能なダイナミックロープを使用したランヤードシステムを販売しおります。
講習受講生のみお求め頂けます。是非合わせてご検討下さい。
~ キャンセルについて ~
このイベントのキャンセルには、キャンセル料が発生致します。
キャンセル料は以下の通りとなります。
開催日の30日前~15日前:利用料金の30%
開催日の14日前〜8日前:利用料金の50%
開催日の7日前〜3日前:利用料金の80%
開催日の2日前〜当日:利用料金の100%
※ ご返金には注文金額の3.6%の返金手数料が発生します。
※ 日程変更にも上記のキャンセル料が発生致します。
※ キャンセル希望の際は、自動返信メールに記載の専用メールアドレスより、指定フォーマットの内容をご記載の上メールをお送り下さい。
~ 補償について ~
Kuri Adventures ではお客様の安全を最優先にしておりますが、山で100%の安全はお約束できません。
イベント中の事故に関する負傷・死亡・物損に関し、全て自己責任となることを予めご了承下さい。
詳しくは " 利用規約 " を御覧下さい。
~ 年齢制限について ~
参加可能な年齢制限は18歳以上、70歳未満とさせて頂きます。万が一の事故の際に責任が取れる年齢であること、体力的に無理のない年齢であることを考慮し、制限させて頂いております。ご理解のほど何卒よろしくお願いします。
~ お支払い方法 ~
□ クレジットカード決済
※ 利用規約をお読み頂き、自己責任について十分に理解した上でご参加下さい。
ご予約をもって、利用規約を理解したものとします。
※ 講習とレンタルは、それぞれご予約下さい。
( 通常価格 税込 27,280円 / セール価格 税込 23,980円 / レンタル 税込 5,500円 )
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