破線ルート実践山行

高難易度な破線ルートに挑戦したい。

さの先に辿り着いた人にしか見られない景色を見てみたい。

でも...、行って大丈夫かな。

揺れ動く思い。このような思いをもつのは、登山の奥深さを知った方であれば当然のことです。

そんな揺れ動く思いを「行ってみよう」に変える技術がKuri Adventuresの「山岳ロープワーク技術」です。

そして、その学んだ技術を実際の高難易度な破線ルートで、インストラクターが見守る中で実践し、確実にステップアップできるのが「破線ルート実践山行」です。

山岳ロープワーク講習の２日間では実践（アウトプット）に十分な時間を取り切れません。学んだ技術を自分で使えるようになるには、実際に運用が求められる環境での繰り返しの実践が必須です。装備を持っていたとしても講習を受けただけでは、いざ難所を目の前にした時「あれ？どうすればいいんだっけ？」と迷ってしまいます。ホントに。特に焦っていたりすると。なぜなら、インプットしただけでは定着はしていないからです。そして、「わからない」と思った時、何が起こるか。

「まぁいっか」です。

この「まぁいっか」や「めんどくさい」という気持ちが、リスクをとても大きくします。

そして、技術は使われることなく月日が経ち、山の彼方にサヨウナラ...。

そんなことにならないように、学んだら時間をなるべく空けずに実践山行に参加してください！モチベーションが高いうちに実践すれば技術は必ず定着します。山岳ロープワーク講習でお伝えした確保技術がスピーディーに繰り出せるようになれば、めんどくさいなんてことはない。自己判断で技術を活かせます。

実践山行で行くのは、「ちょっと鎖があったり、痩せ尾根が出てきたりするよ。」というような体験的なルートではありません。剱や穂高をも凌ぐ、国内屈指の困難な破線ルートです。Kuri Adventuresの実践山行はガイドに連れていってもらうようなツアー登山ではありません。参加者がどの様なシーンでどのシステムを選択するかを自分で考え、自己判断しながら登ります。そうした主体的な登山こそが大きな喜びであり、同時に多くの学びを得られます。自信がついたら、知識や技術が自分のスキルとなった証。

いざ難所に出合ったとき、リスクを負って通過するか、それとも自分でリスクコントロールしながら進むか。あなたはどちらの登山者になりたいですか？実践山行でリスクを減らしつつ経験値を積み上げ、目標の山へ自分の力で辿り着けた時、あなたの視線の先にはどんな新しい景色が待っているのでしょうか...。楽しみですね！

実践山行は少人数での実施です。先着順になるため、山岳ロープワーク講習受講後すぐに参加したい山行にお申し込みください。

鎖場登山実践山行へのご参加は、山岳ロープワーク講習へのご参加が必ず必要です。ご注意ください。