遭難対策技術講習

山に入る以上、どんなに注意していても山岳遭難事故を完全に防ぐことは出来ません。それは万が一と言う小さな確率では無く、交通事故と同じ様に常にそこにあり、誰に対しても他人事ではありません。

例えば山を歩いていて、うっかりスリップして尻もちをついた事はありませんか?
その転倒は滑落に繋がっていたかも知れないし、手をついて骨折していたかもしれないし
、足を強く捻挫して動けなくなっていたかもしれないし、頭を強く打って意識消失していたかもしれない。街での怪我と違うのは、この様な時でもすぐに救急車が来てくれるわけでも、医療機関にすぐ受診できるわけでもありません。
天候や時間次第では救助が翌日になる事も多いし、そもそも携帯の電波が届かなければ救助を呼ぶ事も出来ません。

 

考えてみてください。

登山中、仲間が目の前で木の根につまずいて斜面を10mほど転げ落ち、木に引っかかりました。

慎重に仲間のもとに降りると、足首は曲がってはいけない方向に曲がっています。誰の目に見ても折れてる……。

痛い痛いと悶絶し、とてもじゃないけど自力では登れません。
携帯電話の電波は届かず、電波が届くであろう山頂にも麓にも、それぞれ片道4時間はかかりそう。このままこの斜面に置いておけば、低体温症で命を落とす可能性が高くなる。
骨折箇所を固定し、尾根上まで引き上げ、安定した地形まで搬送し、雨風を避けられるシェルターを設置し、保温保護して初めて救助要請に走れます。現場には自分達しかいないんです。

 

これ、今のあなたにできますか?

事故が起きたその時、救助隊到着までの間、自分達自身で対処する能力が求められます。

 

では具体的にどの様なことができる様になれば良いでしょう?

まずは怪我に対処する応急救護の知識。

 

最も重要なのは " 今すぐ対処しないと死亡してしまう傷病に対する処置 " 。
心肺蘇生に関する知識、大量出血に対する止血法やその後の経過管理
、意識レベルの確認からの脳損傷の確認、外傷性脳損傷に対する対処法、バイタル変化から見られる傷病状況の悪化、搬送時に求められる骨折箇所の固定法、熱中症や低体温症を症状から見抜く知識と具体的な対処法、蜂刺傷や蛇咬傷に対する対応など、緊急性の高い救護処置についてを学習します。

また併せて、擦り傷や軽度の捻挫、靴擦れなど " 応急処置を施せば自力下山可能 " な怪我の処置についてもお伝えします。

 


また山での事故はファーストエイドだけできれば良いものではありません。併せてセルフレスキューの技術も求められます。

と言うのも、山岳遭難事故要因第二位であり、全体の35%を占めるのが転滑落であり、命に関わる様な大きな怪我に至るのはほとんど全てが転滑落によるものであると言えます。つまり高いところから落ちています。
多くの場合、急斜面の途中で止まることになるので、応急処置を終えたら安定した場所まで搬送して救助を待つ必要があります。この時、搬送や引き上げなどのセルフレスキュー技術が求められます。

えっ?ロープによる確保を行なってるから大丈夫??
いや、そんなことありません。


もちろんロープによる安全確保を実施していれば致命的な怪我を負う確率は小さくなりますが、骨折や捻挫程度の怪我を防げる訳ではありません。またロープを使って安全確保する以上、" パートナーが宙吊りになったまま身動きが取れなくなる可能性 " が常に付き纏います。もちろんロープによる安全確保でその危険は守られている訳ですが、身動きが取れない状態のまま放置すれば、いずれ危険な状態に陥ります。

ロープによる安全確保を行うと言うことは、必ず引き上げ技術なども併せて身につけるべきなのです。

 

Kuri Adventures ではこれらの引き上げ技術を 山岳ロープワーク講習(2022.8 リニューアル版) でご用意頂く装備だけで実施できる内容でお伝えします。と言うのも、山岳遭難事故は本格的な登攀が求められるルートに限らず、どんな山でも起こりうるもの。転滑落のリスクを伴う全ての登山において活用頂きたいのが山岳ロープワーク講習でお伝えしている確保技術あり、その様なルートを歩く時は必ずその装備を携行してもらいたいと思っています。その最小限の装備だけで救助が行えることに意味があります!

 

この講習でお伝えする事は、医療機関レベルの処置や救助隊レベルの救助技術を得るものではありません。
登山中に起きた事故で、共に山に入る仲間の命を守る。その為の技術です。

そもそも山岳遭難事故を起こすべきでは無く、その為の安全対策を徹底すべきですが、完全には防ぐ事ができない山岳遭難事故だからこそ、自分達自身の身を守る為の技術と知識も併せて身につけたいものです。

しっかりと学習機会を設けましょう!!

 

 

※ 山岳ロープワーク講習 ( 2022.8 リニューアル版 ) を受講頂いていることが望ましいです。※ 必須ではありません。

 

 

 

~ 日程 ~

  

・2022年10月29日(土)-30日(日) 【予約締切 10/26(水) 19:00】

・2023年2月25日(土)-26日(日) 【予約締切 2/22(水) 19:00】

・2023年8月19日(土)-20日(日) 【予約締切 8/16(水) 19:00】

・2023年12月23日(土)-24日(日) 【予約締切 12/20(水) 19:00】

  

 

 ~ 事前予習動画 ~

 

この講習では、以下の3種の結びが必要です。下記動画を参考に、講習日当日までにしっかりと覚えてきて下さい。

 

□ フィッシャーマンズノット

□ クローブヒッチ
□ クレイムハイスト

 

 

 

~ タイムスケジュール ~

 

 一日目

07:00 新宿駅 新宿の目 集合

09:00 東吾野駅 集合

09:30 講習開始

14:30 講習終了

15:00 東吾野駅 解散

18:00 新宿駅 新宿の目 解散

 

 二日目

07:00 新宿駅 新宿の目 集合

08:30 武蔵五日市駅 集合

09:30 講習開始

14:30 講習終了

15:30 武蔵五日市駅 解散

18:00 新宿駅 新宿の目 解散

 

※ 渋滞などにより、スケジュールが遅れる場合も御座います。 

 

 

~ 集合場所 ~

 

一日目

 

集合場所は、以下の2ヶ所から選択できます。
新宿駅に集合の方は、無料送迎を行います。マイカーでお越しの方は、お車で東吾野駅に指定時間までに起こし願えます様お願いします。東吾野駅まで電車でお越しの方は、駅前広場でお待ち下さい。

 

新宿駅 " 新宿の目 " 前  7:00 集合

 

新宿の目は、新宿駅西口B1Fより出て、ロータリーの右手。新宿スバルビルの地下部分にあります。

東吾野駅 9:00  集合

 

道路状況によって遅れが生じることがあります。予めご了承下さい。また集合時間に遅れる場合には、必ずご一報願えますようお願い致します。


 

 

二日目

集合場所は、新宿駅・武蔵五日市駅の2ヶ所から選択できます。新宿駅集合をご希望の方は

武蔵五日市駅までマイカーでお越しの方も、近隣駐車場に駐車の上、8:30までに駅前にお集まり頂けますようお願いします。

 

新宿駅 " 新宿の目 " 前  7:00 集合

 

新宿の目は、新宿駅西口B1Fより出て、ロータリーの右手。新宿スバルビルの地下部分にあります。

 

武蔵五日市駅 8:30  集合

 

道路状況によって遅れが生じることがあります。予めご了承下さい。また集合時間に遅れる場合には、必ずご一報願えますようお願い致します。


 

 

~ 遂行人数 ~


最小遂行人数  4名

最大遂行人数 12名

 

 

~ 天候 ~

 

雨天時は屋内施設を使用するため、原則として雨天時も開催とします。

小雨程度の場合には屋外で実施します。

 


~ 用意するもの ~

 

□ クライミングハーネス ( レッグループ式ハーネス、ダイアパー式ハーネスのうち、ビレイループがあるものを選択してください。)

□ クライミンングヘルメット ( 登山用、クライミング用のものをご用意下さい。)

□ サブゲート式HMS型安全環付きカラビナ エーデルリッド HMSストライクFG など、サブゲートによる反転防止機構が付いたものを使用 )

□ 細めの安全環付きカラビナ × 2 エーデルリッド ピュアスライダーペツル エスエムディー など、細めのものを推奨 )

□ 6mm × 300cm アクセサリーロープ ( 登山用品店で切り売りで売られているナイロン製のロープ )

□ アッセンダー エーデルリッド スポックペツル マイクロトラクション など、セルフジャミングプーリーを推奨 )

□ ビレイグローブ ブラックダイヤモンド クラッググローブ など、柔らかめのビレイグローブを推奨)

□ 三角巾 (105×105×150cm サイズが望ましい)

□ テーピングテープ ( 38mm幅 非伸縮性テーピングテープが望ましい )

□ 500ペットボトル ( いろはすを推奨 )

□ ツェルト ( 人が横になって寝れるサイズのもの )

□ マット ( 軽量な半身用サイズのもので可 )

□ 防寒着 ( ビバーク対策に厚手のものが理想 )

□ プラティパス ( 1Lほど水を入れて来て下さい )

□ バーナー、鍋 ( お湯を沸かせれば良いです。固形燃料やアルコールストーブなどでも可 )

□ 雨具 ( 原則として雨天時も開催する予定です。小雨であれば屋外で実施しますので、レインウェアをご用意下さい。)

□ 昼食・飲料

 

 

~ キャンセルについて ~

 

このイベントのキャンセルには、キャンセル料が発生致します。

キャンセル料は以下の通りとなります。

 

開催日の30日前~15日前:利用料金の30%

開催日の14日前〜8日前:利用料金の50%

開催日の7日前〜3日前:利用料金の80%

開催日の2日前〜当日:利用料金の100%

 

※ ご返金には注文金額の3.6%の返金手数料が発生します。

※ 日程変更にも上記のキャンセル料が発生致します。

※ キャンセル希望の際は、自動返信メールに記載の専用メールアドレスより、指定フォーマットの内容をご記載の上メールをお送り下さい。

 

 

~ 補償について ~

 

Kuri Adventures ではお客様の安全を再優先にしておりますが、山で100%の安全はお約束できません。
イベント中の事故に関する負傷・死亡・物損に関し、全て自己責任となることを予めご了承下さい。

詳しくは " 利用規約 " を御覧下さい。 

 

 

~ お支払い方法 ~

 

□ クレジットカード決済

 

 

【決済システム変更のお知らせ】

 

不具合があり決済システムを変更をいたしました。

注文時に即時決済となります。

申し訳ございませんが、マイページ・ポイントシステムは使用できなくなりましたのでご了承ください。


遭難対策技術講習

 

※ 利用規約をお読み頂き、自己責任について十分に理解した上でご参加下さい。

 ご予約をもって、利用規約を理解したものとします。

 

↓ プルダウンから日程を選択してください。

¥26,400

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