マウンテニアリング技術教室では、これまでハイキングやトレッキングを楽しんできた方を対象に、安全確保技術を中心とした技術指導を行っています。
独学で登山を続けてきたけど、鎖場や岩場の登山が多くなってきた。このままで本当に大丈夫だろうか?
そんな疑問を持ち始めた方に是非受講頂きたい内容をご用意しております。ロープに関する知識や経験はまったくなくて大丈夫!
未経験からでも確実に技術習得できる内容でご用意させて頂いております。
学習を進める事で、挑戦したい登山の安全度は飛躍的に高まるでしょう。
でもそれだけではありません。登山技術を習得すると言う事は、さらに幅広い登山を楽しめる様になると言う事でもあります。
沢登りや雪山登山、バリエーションルートなど、自分には縁遠いと思っていた本格的な登山の世界も行える様になります。
アルパインクライミングの世界に踏み出すからと言って、必ずしも超高難度なルートに挑戦する必要はありません。それぞれのジャンルにも入門的なルートはたくさん存在します。基本的な確保技術を習得する事により、各ジャンルの入門ルートから挑戦することができます。
つまり、自分が行けるルートが無限に等しく広がると言う事。登山道に縛られない、自由な登山を楽しめる様になります。
そしてその事は、登山者としての人生を確実に豊かにしてくれます。単に安全の為の技術を学ぶだけではない。その先に広がる自由を手にする為に、是非学習機会を設けて頂きたいと考えています。
Kuri Adventures では、あなたの " はじめたい " を応援します!
安全に登山を楽しむ上で、全ての登山者が知っておかなければならない基礎知識を学習する2日間の講習カリキュラムです。
プロが選ぶ登山装備の公開と、そこから考える登山装備の在り方。運動生理学的理論から考える理想的な歩行ペース。岩場や鎖場における3点支持技術。ビバーク体験。地図とコンパスの使い方。最低限覚えておきたいロープワーク技術。
これらの知識と経験を得た上で、より安全な登山を行える様になりましょう!!
鎖場や岩場など、高難度な登山道や破線ルートを歩く上で現れる危険箇所を、ロープによる確保技術によって安全に通過する為の技術を学ぶ二日間のカリキュラムです。
はじめてロープに触る人でも覚えやすいように、この講習では3つの結びと必要最低限の装備だけで構築できる確保システムをお伝えしています。これで一般的な登山におけるほとんど全てのシーンで安全確保が実施できます。
もっと安全に登山を楽しみたい方に、是非学習頂きたいカリキュラムです!!
危険な箇所を安全に下るための技術、それが懸垂下降です。しかし実はクライミングにおける死亡事故ワースト1なのもまた懸垂下降であったりします。そのほとんどすべてがケアレスミスによるヒューマンエラーで引き起こされています。
この講習では二日間に分け、懸垂下降を行う上で身につけておきたい技術の習得と、実際に山の中での本格的な懸垂下降の実践経験の積み重ねにより、活きた技術を確実に身につける事ができる講習カリキュラムとしています。
バリエーションルート未経験の人からご参加頂ける、これから一般登山道を飛び出して本格的な登山に挑戦して行きたい方の為の講習カリキュラムです。
まず初日にコンテニュアスビレイとスタカットビレイの2つの確保方法と、そのシステムを構築する為のロープワーク、安全に運用する為の確保理論を学習します。翌日には実際に入門的なバリエーションルートに挑戦して頂き、実践経験を得ます。
対象:どなたでもご参加頂けます。
沢登り特有のリスクに " 水の危険 " があります。どうしても登攀的な部分に目が行きがちで、沢登りの経験を積んだ方でも水の流れに関する知識が乏しい場合もあります。そして実際に沢登りでの溺死事故は後を絶ちません。
この講習では、川の流れについての知識、流された場合に生き延びる技術、水量の多い滝での登攀確保の手法など、水に関する技術と知識を中心に指導します。
対象:25m以上泳げる方。
初日には、基本となる歩行技術、ピッケルの持ち方、アイゼンやワカンの正しい装着方法、初動停止技術、滑落停止技術、雪洞の掘削技術と実際の雪洞体験、アバランチビーコンによる雪崩埋没者捜索技術など、雪山登山を行う上で知っておきたい基礎技術をしっかりと学習します。
二日目には実際に、谷川岳までの登山を実施し、実際の雪山登山を体験してもらいます。翌日にすぐにアウトプットすることで、学んだ技術は活きたものとなります。
登山中に怪我をしても、すぐに医療機関に受診する事ができません。登山のリスクを完全に排除できない以上、最低限の応急救護技術の取得は登山者の義務であると言えます。
この講習では登山インストラクター認定を受けた救命看護師が、本当に覚えるべきファーストエイドと簡単なセルフレスキューの技術について指導します。
万が一の際、自分自身と仲間の命を守る大切な技術です。学習機会を設けましょう。