南八ヶ岳の展望台とも呼べる、大絶景の山 " 硫黄岳 " 。
そんな硫黄岳に、本沢温泉経由一泊二日で、マン・ツー・マンで地図とコンパスの使い方指導をしながらのトレッキングガイドを行ってきました♪
空はやや薄曇りだったけど、雲は上空高くに広がっており周囲の山々は見渡せました。
遠くにはややボヤけいるものの、富士山までしっかりと見えました。
この日もまた、とても素晴らしい山行になったと思います^^
あまり人が入らない、八ヶ岳東部。
硫黄岳の麓にある、日本最高所の温泉"本沢温泉"をベースキャンプとした、硫黄岳へのトレッキングを企画。今回の山行では、スマートフォンGPSと地図・コンパスを組み合わせたナビゲーション技術の指導も同時に行います。
また、テント設営におけるポイントの指導と、ツェルトの設営方法の指導などを含めた山行を行って来ました♪
八ヶ岳林道から硫黄岳へは本当に素晴らしい紅葉が広がっており、秋を感じさせる気候でした。
本沢温泉に到着後、まずはテント泊における設営の注意点の指導。
テントの設営における注意点として、いくつかのポイントに気をつけます。
・水溜りができそうな窪地を避けること
・設営前に、小石や枝などの異物を可能な限り地面から取り除くこと
・風下に出口を向けること
・地面が僅かにでも斜めになっている場合、坂の下側に足を向けて寝ること
・ガイドラインはテントポールの直線上に張ること。
・出来る限り天頂部から地面まで直線に近い角度に張ること。
・荷物をテント内に入れたまま、テントを移動させないこと。
などに気をつけます。
テントの設営と同時に、ツェルトの設営の流れも説明しました。
今回は、クライミングロープを使い、一本の立ち木とトレッキングポール一本を使った設営方法を紹介しました。
設営後は、荷物をテントにデポして硫黄岳山頂を目指します。
本沢温泉から硫黄岳へは、ご参加者様自信に地図とコンパスを使ったナビゲーションを行って頂きます。
初めはちょっと苦戦しながらも、徐々に慣れてきた様子。山頂前最後の分岐では、スムーズに地図とコンパスを扱うことができていました♪
森林限界を超えると、徐々に風が強くなってきます。
秋のこの季節ともなると、強風下ではなかなかの寒さ。しっかりと風を防ぐ衣類を着用し、寒さ対策を行います。
大迫力の爆裂火口を横目に、山頂を目指します。
そして山頂。
この日は上空に雲が広がっていましたが、南八ヶ岳はしっかりと一望できました。また遠くには富士山も見られます。
天候的にはベストではありませんでしたが、総じてご満足いただけたようで良かった^^
この日もまた、素晴らしい山行となりました♪
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