日本三大急登 " 黒戸尾根 " から、甲斐駒ケ岳へ挑戦!!

 

 
南アルプス北部に位置する甲斐駒ケ岳。
その頂に至るルートの一つに、日本三大急登に選ばれる"黒戸尾根" があります。
その高低差は実に2,197m、コースタイムは15時間にも及ぶ長丁場です。

そして何より、時にはほぼ垂直のハシゴを登るような急登の連続…。

一般登山道としては、日本屈指のハードなルートです。

しかも今回は、このハードなルートをテント泊で登って頂きました!!


南アルプス北部に位置する、標高2,967mの山 " 甲斐駒ケ岳 " に、お客様のご依頼を受けてガイドツアーを行ってきました!

ルートは高低差2,197mを誇る、日本三大急登の一つ"黒戸尾根"。

しかもこのルートをテント泊で登る、とてもハードな内容です!


黒戸尾根は、山の麓に流れる尾白川渓谷から山頂を繋ぐ長い尾根。

標高770mの甲斐駒ケ岳神社より入山します。


深い森の中から始まり、紅葉を楽しみながら標高を上げます。

"刃渡り"と呼ばれるナイフリッジを過ぎ、黒戸山から下った先より、いよいよ本格的に急峻な山域に入ります!

垂直に近いハシゴ、谷底まで切れた山の割れ目の架け橋、切れ落ちた崖っぷちの鎖場、心臓破りのど急登!!

キツイ登りを抜け、七丈小屋に到着。

ここのテント場でキャンプします。


七丈小屋のテント場は、急峻な尾根筋に作られたとは思えないほど整備が行き届いたテント場で、背中にあたる石ひとつないほど平らに整地されています。テント場からの展望も最高で、夕日に染まる鳳凰三山や、富士山の向こうから上がる御来光など、心から感動できる素晴らしい景色を堪能できます。


七丈小屋より上は、いよいよ本格的な岩稜が始まります。
アルペンムードたっぷりの岩と鎖の世界。
深い森の中から始まり、岩だらけの森林限界超えの世界に移り変わるさまは、その自然の変化をダイレクトに感じられる素晴らしい体験です!

そしてようやく辿り着く、甲斐駒ケ岳の山頂!

この日はとても良く晴れ、南アルプスから北アルプス、八ヶ岳、富士山まで見渡せる大パノラマを楽しめました♪

そんな甲斐駒ケ岳山行を、YouTube動画にまとめてみました。
是非御覧下さい!!


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