2016.1.30 赤城山 初めての雪山登山体験ツアー

 

 
厳冬期の赤城山へ、お客様をお連れしてぐるっと一周のんびりスノーハイキングを愉しみました^^
今年は雪が少なく、もう1月の末だと言うのにまだ大沼は完全凍結していない状態…。

まるで初冬期の様相です。でもその分、登山を行う気候としてはとても穏やかで、気持ち良い登山を楽しむことが出来ました^^

ご参加頂きました皆さま、ありがとうございます♪


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雪山登山初級者向けの企画として行った、赤城山スノーハイクのレポートです。

この日は厳冬期の雪山とは思えない程に穏やかな気候で、山頂部でも−5℃程度。風速も3m程度ととても過ごしやすい一日でした。

天候は生憎の曇り空でしたが、雲が高い位置と低い位置に分かれて広がっており、丁度赤城山山頂部は雲がない状態に♪

雲の切れ間から時折太陽の光が注ぎ、木漏れ日のように山々を照らす光のシャワーはとても幻想的。

足元に広がる雲海と輝く樹氷のコラボレートがなんとも言いがたい美しさとなりました^^

 

雪山登山と言うと、ハードなものをイメージされる方も多いかもしれませんが、ちょっとずつステップアップして行く分にはさほど大きな困難はありません。無雪期に登山経験を重ねた方なら、冬の低山ハイキングは問題なく楽しめると思います^^
その一方で、最近は雪山登山経験をあまり持たないまま高い山に足を運んでしまう方も多いようです。
もちろん危険の有無は標高の高さだけに左右されるものではないので一概には全部が危ないとは言いがたい部分もありますが、それでも雪山登山1年生がいきなり冬の赤岳に挑戦しようとする風潮とかはちょっと如何なものかなと感じています。

まず1~2シーズン程度は冬の低山ハイキングを中心に雪の上を歩く経験を十分に積んでもらい、その後標高2,000m前後の山を経験。3~4シーズン目で北八ヶ岳や西穂丸山などの比較的安全な森林限界越えの山を経験し、初めてちょっと難易度の高めの山に挑戦してみるくらいの感覚が良いのではないかと思います。
その間に、雪上歩行技術やアイゼン・ピッケルワーク、初動停止・滑落停止技術、雪崩対策、ロープワークなどの登山技術をしっかりと教育を受ける機会を設け、実践の場で何度も自己訓練を繰り返すくらいの準備が必要です。

はじめる敷居は決して高いものではありませんが、標高の高い岩稜の難しさはかなりのものだと思って頂いたほうが良いでしょう。

低い、比較的穏やかな山でもこんなに素晴らしい美しさがあるんです。
まずはこの素晴らしさをたくさん体験してみては如何でしょうか?

そこには、本当にすばらしい体験があります。

背伸びせず、急がず、細く長く山歩きを愉しみましょう♪

 

赤城山登山にご参加頂きました皆さま、本当にありがとうございました!

是非また一緒に山に行きましょう。

皆さまのご参加、心よりお待ち申し上げております ^^

 

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