死亡率30%超えの恐ろしい病気、破傷風。
登山者をはじめとし、アウトドアを楽しむ人は、そうでない人に比べて遥かに感染リスクが高くなります。
3種混合ワクチンにより幼少期に予防接種を受けていても、30代くらいからその効果はほぼ無くなります。実際に感染報告のほとんどが40代以上という報告も出ています。
再度、しっかりと予防しておくことを推奨致します。
ページヘの "いいね!"、記事のシェアも是非お願いします!
登山情報の共有は、安全登山にきっと繋がります。
破傷風は恐ろしい病気です。
感染者の実に30%以上が、散々苦しんだ後に死に至る病気で、しかも土があるところであればどこでも潜んでいる病原菌です。
実際に土の上で怪我をした対象者の凡そ2%の方の傷口から破傷風菌が見つかっていると言う統計データがあります。
発症こそしていないだけで、かなり多くの方に感染リスクがある事になります。
破傷風は本当に微細な傷口から進入する病気で、しかもイソジンなどでもすぐには死なない菌。
対抗するには予防しかありません!
実際に混合ワクチンによる予防接種を制度化する前には年間2,000人程度の感染があり、そのうち1,800人以上の死亡者が出ていた病気ですが、現在では大幅に減少。年間僅か100名程度の感染で、死亡者数も30名程度に留まっております。
しかしまったく油断はできません!
予防接種の有効期間は凡そ10年。最終予防接種から20年も経つと、その効果はほぼ無くなるそうです。
つまり、30代前半でほぼ予防接種の効果が無くなります。
実際に感染者の多くが40歳以上となっています。
予防接種は今からでも行えます。
全部で3回予防接種を行うことで、その後10年間はまずほとんど破傷風に感染しなくなります。
また10年以内に1回、再度予防接種を受けることで、さらにそこから10年効果が持続する事がわかっています。
つまり、一度3回の予防接種を行えば、あとは10年以内に一度予防接種をし続ければ、一生涯に渡って破傷風の危険から解き放たれることとなります。
山に入る以上、他の人より破傷風に感染するリスクは高くなります。
ご心配な方は、予防接種を受けておくのも良いのではないでしょうか?
Facebookをされている方は、是非下のバナーの"いいね!"ボタンを押してください↓
登山に役立つブログの更新情報が、タイムライン上に表示されるようになります。
良質な情報発信を心がけますので、是非 "いいね!" して下さい。宜しくお願い致します!!
良質な登山情報をより多くの方にお伝えすることは、山の安全に繋がると信じています。
記事のシェアは下のボタンよりお願いします♪
ご協力、お願い致します!!