2016.7.17 山岳ナビゲーション実践講習

 

 
山岳ナビゲーションの実践講習を行いました。
高尾山から国道20号線を跨いだ向こう側の山域で、登山道を外れて行う本格的な読図講習です。

道無き藪をかき分け、沢床を彷徨い、四つん這いになって急峻なツメを登り、灌木を握り伝いながら斜面を下る。そんな冒険的な登山を行いながら、自然地形のヒントを頼りに現在地を割り出します。

本物の大自然の中で、道標もなく、道もなく、視界も悪い。その環境で学んでこそ、本当の意味で技術が身に付くと信じています。


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山岳遭難事故の実に50%以上は、道迷いが原因で起きています。

登山技術において読図能力がとても重要であることは言うまでもありませんが、その技術は奥深く、なかなか身に付けるのが難しい技術でもあります。多くの人は読図能力を身につけることを諦めてしまいます。

 

だって、読図なんて出来なくたって、登山を楽しめちゃうんですから。

 

日本の有名山域ではしっかりと登山道が整備され、道標も立ち並び、地図もコンパスも一度も取り出さなくたって目的地に辿りつけちゃいます。

 

そして、だからこそ遭難事故は後を絶ちません…。

大動物の獣道や林間作業道、一部のクライマーしか踏破することが難しいバリエーションルートへの道など、登山道と見間違える可能性のある枝道はたくさんあります。

登山道を一歩外れれば、そこは皆さんが思っているより遥かに厳しい環境だったりします。

 

Kuri Adventures の山岳ナビゲーション実践講習では、あえて登山道を外れた場所で講習を行います。

人の手が入らない本物の大自然の中で、藪を漕ぎ、沢床を彷徨い、四つん這いになって急峻なツメを登り、灌木を握り伝いながら斜面を下る。そんな冒険的な登山を行いながら、自然地形のヒントを頼りに現在地を割り出します。

 

もし道迷いを起こしてしまったらどの様な環境に立たされるのか?
そこから安全に脱するために必要な技術はどの様なものなのか?
道無き大自然の深部で、どの様に現在地を割出すのか?

そんな技術を学んで頂きます。

 

 

 

 

しっかりと整備された登山道上ではなく、あえて登山道から外れた山域で講習を行うことで、より生きた技術を身に付けて頂けると信じています。
この日も、4人のお客様にナビゲーションスキルを学んで頂きました。
ご参加頂きました皆さま、本当にありがとうございました!!

 

山で自分の居場所が分かる能力。その場所から次のポイントに移動する方向を割出す能力。これらを身につけることは、登山者にとってとても重要な事です。
皆さまのご参加も、心からお待ち申し上げております^^

 

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