トレッキングパンツの裾を絞る

 

 

トレッキングパンツの裾に、絞り用のドローコードがついているタイプとそうでないタイプがあります。パンツの裾を絞れないと、クライミングシューズの様にヒールが低い靴を履いた時、かかとを裾に引っ掛けてしまうトラブルが起きがちです。
お気に入りのパンツがクライミングには使いにくく、泣く泣く違うパンツを履いていくって方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
今回お伝えするのは、そんなゴム無しトレッキングパンツの裾を簡単なカスタマイズで絞り機能を追加する方法!

早速試してみましょう♪


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トレッキングパンツのカスタマイズ

 

 

トレッキングパンツの裾に、絞り用のドローコードがついているタイプとそうでないタイプがあります。パンツの裾を絞れないと、クライミングシューズの様にヒールが低い靴を履いた時、かかとを裾に引っ掛けてしまうトラブルが起きがちです。

また雨の日などは裾が泥で汚れてしまったり、藪っぽいところでは虫が腿まで這い上がってきたり…。

一方でドローコードがついていれば、真夏の暑い時期のアプローチでは、裾を捲し上げてニッカボッカの様にして歩いたり、渡渉の時なんかにも便利だったりします。

そうは言ってもお気に入りのパンツにゴム紐が無かったりする場合も…。

そこで今回お伝えするのは、パンツの裾にゴム紐を入れ、簡単にドローコード付きパンツに仕上げる方法です!

早速試してみましょう♪

 


パンツの裾部分は2重~3重程度に折り返されて縫われていると思います。足首一周をぐるっとチューブが巻かれているような形状になっています。

ここにゴム紐を通していきます。

 

 



パンツの裏側の内くるぶし側2箇所にハサミで切れ目を入れます。この時表地を切ってしまわないよう、必ず表地と裏地を剥離させ、浮かせた状態でハサミを入れましょう。

縦に2箇所、2~3cm程度離して穴を開けます。

 



使用するゴムは手芸用のもの。裾周りは汚れやすいので、できれば黒いタイプをご用意頂くことを推奨します。



紐通しを使って穴にゴム紐を通していきます。
あまり一度にやり過ぎないように、丁寧に通していきましょう。
使用する紐通しは短めの方が使いやすいように感じます。



一周通したゴム紐を、オーバーハンドノットで結びます。
解けないようにダブルフィッシャーマンズノットで結びたいところですが、結び目を裾の反対側に移動させる時に引っかかります。
最初から縛りを強くしすぎると後で調整するのに解くのが大変です!
左右の足の絞り感のバランスを見ながら、最後に増し締めしましょう。この時、末端側を引っ張って締め込む様にすることで、リング内径に影響を与えずに締め込むことができます。
このあたりはロープワークの基本と同じですねw

 



ゴムの一報を引っぱっては馴染ませ、これを繰り返しながら結び目を反対側の縫い目まで持っていきます。
こうすることで結び目が目立たず、且つドローコードの動きもスムーズになります。



ドローコードを引っ張って足を通してあげると、自然な足首の絞りを作れます。

 



ドローコードなしでは引っかかってしまっていた裾も…。

 



とてもスッキリと絞ることができます♪



裾を捲し上げることで、ニッカボッカの様なスタイルにして履くこともできます。
夏の暑い林道のアプローチなどでは裾を捲し上げ、藪っぽいところに入る時に裾を下ろすなどすると快適です。

 



 

針も糸も使わず、簡単にパンツの裾にドローコードを入れることができます。
お気に入りのパンツがより使いやすくなり、けっこう便利ですよ!
お試しください^_^

ちなみに、写真のパンツはモンベルのサニーサイドパンツ。
薄手のトレッキングパンツながら丈夫で、とても強い撥水効果が長く続き、お値段もお手頃。僕の仕事パンツはいつもこれです。

登山インストラクターとして日々山で使い続けていますが、ハードな業務にもしっかり耐えてくれます。
ストレッチも効いてとても快適!おすすめですよ♪

 

 

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