グラナイトギア ヴァーガ2 のサイドポケット

 


最近、グラナイトギアのヴァーガ2を使いはじめました。
これまでは " 一泊二日なら冬でも30Lで幕営装備を組める " を信条にパッキングを行なってきましたが、正直なところ限界ギリギリなのも事実。

サイズは30L程度に留めた方が何かと都合が良いが、もう少し大きいものの方が利便性としては良いだろうと、52Lのヴァーガ2に切り替えてみました。
グラナイトギアのヴァーガ2は52Lと大きめのバックパックながら、僅か540gと超軽量なバックパックです。しかしこのバックパックに30L分の荷物しか入れないと、サイドポケットがダルダルに余ってしまいます。.
先日はここに雪が詰まってエラい目に(^◇^;)
見た目にもちょっとだらしなくてカッコ悪い。
そこでサイドポケットの縫い代の隙間にゴム紐を通してみました!

 

ダラっと余っていたサイドポケットが、ぴったりと閉じてくれました^_^
見た目にもすっきりとし、スマートになりました!
これで少ない荷物量でもサイドポケットを閉めておくことができ、雪などの侵入を最小限にできそうです♪
もっと快適な登山を求めると、最後は自作することになりますねー。

このグラナイトギアのヴァーガ2ですが、バックパックとしては超優秀です!
52Lの容量で540gと超軽量ながら、ダメージを受けやすい箇所にはかなり厚手の生地を使用していて丈夫です。これより軽いバックパックも確かに一部存在はしますが、ラフに使っても大丈夫そうな作りはやはり安心できます。

この手の軽量ザックにありがちなのがウェストベルトやショルダーハーネスの作りがチープなことによる疲労や手間などがあったりしますが、ショルダーに関してはかなり剛性感のある厚手のパッドが入っており、ウェスト周りにも最低限ながら腰骨をソフトに包んでくれるパッドが入っています。さらに正面とサイドには大きなポケットが有り、行動中に取り出しやすいものを収納しておくことができます。
フロントポケットにはグランドシートとタープ、サイドポケットにはトレッキングポール、カメラ機材、ガイラインコードとペグなど、すぐに取り出したいものを入れています。
この作りでありながら、抑えるべきところはしっかり抑えて540gに留めていることは優秀以外の何物でもありません!

『 雨蓋が無いのは不便ではないか? 』とたまに聞かれますが、案外そうでもないです。むしろ個人的には雨蓋の無い、ロールトップタイプのバックパックを好んで使います。
上の写真の状態で、100cm 程度のロールマットを筒にし、その中に30L程度の荷物が入っています。概ね35L前後と言ったところでしょうか?


つまり上にはまだかなりの余裕があります。

ハーネスやロープ、ヘルメット、脱いだジャケットなど、途中で増減する様な荷物を入れるスペースを十分に残しながら、それらが抜けた後にもきれいなシルエットを保ちやすいメリットがあります。雨蓋があるとどうしても上部が潰れ、不格好になりがちですからね(^_^;)
そういった意味で、ロールトップのモデルの方が使いやすいかなと感じています。

サイドポケットの問題は抱えるけどこれは好みの問題だし、気に入らないにしても簡単な裁縫で良い感じに仕上げられます。
グラナイトギアの定番バックパックであるヴァーガ2、良いバックパックですよ♪