JMIA 日本登山インストラクターズ協会所属

 


鎖場登山 実践山行

山岳事故や遭難が多発しており近年大きな問題となっています。登山道は整備され、携帯電話やGPSも普及され、登山道具も豊かになている世の中なのになぜでしょうか?登山届の義務化や、ヘルメットの着用推進、JIROやココヘリなど様々な対策もなされています。しかし山での事故を減少させるには、リスクを低減させる自分自身の「登山技術の向上」が大切なのではないでしょうか。

 

実際、ある論文では約1000人の登山者にアンケートを行った結果、登山の技術指導を受けたことがない方は半数にもおよび、受けたことがある方も数回程度ということが確認されています。

また、事故発生時に対応できる実践的知識とリスクマネジメントスキルが不十分であることもわかっています。

情報化社会の中インターネットや書籍でのメディアを通した自主学習が一般的であり、人を通じて学ぶ実践的な知識や技術の習得が追いついていない状態です。

 

私達が今後、安全に登山を行っていく上で求められることは、実践的な技術です。” 知っている " だけではまだ足りなく、" できる " ことが大切です。登山は気象条件や自分自身のコンディションによって同じ山でも難易度は大きく変化します。多岐にわたる要因と不安全な状態や行動が合致した時に大きな事故が発生します。登山のレベルが上がるに従い、その危険要素を落ち着いて判断し、解決していく術が求められるのです。

 

 私達 Kuri Adventures で企画する鎖場登山実践山行では、山岳ロープワーク講習で学習した内容を、実際の山行で活用しながら技術を確実に定着することを目的としています。一般的なガイド登山とは違い、主体となるのは皆さんです。インストラクターが指導した上で、自分の安全は自分で確保して頂きます。

 

考えて登山を行い、技術を身に付けることは自立した登山者への第一歩です。そしてこの実践山行にて得た技術はあなたの登山をより豊かなものにしてくれるでしょう!

 


四阿屋山 つつじ新道

 

秩父にある四阿屋山は地元の人に愛される穏やかな里山です。しかし上級コースである "つつじ新道" には、痩せ尾根、鎖場や急登など、穏やかな山の雰囲気に相反する登山道が現れます。比較的短時間で登れるので、体力に自信が無い方でも無理無く実践経験を積み重ねる事ができるルートです。

体力難易度 ☆ / 技術難易度 ☆ 



乾徳山

 

鎖場登山の入門ルートとして有名な乾徳山ですが、実は山梨県の遭難事故の多い山でもあります。特に山頂直下にある鳳岩の鎖場は、決して容易なものではありません。また下山路も、ちょっと悪めの下りが続きます。ロープによる安全確保技術の実践経験を得るに、まずは乾徳山が適した一本と言えるでしょう。

 

体力難易度 ☆☆ / 技術難易度 ☆



宝剣岳

 

中央アルプスを代表する岩稜登山の宝剣岳。険悪な見た目通り鎖場の連続する登山道です。森林限界を超えた山域で圧倒的高度感の中での鎖場登山は緊張します。
しかし一方で、ロープウェイとバスでアクセスできるので、体力的には割と楽ちん!
もう一歩ステップアップした鎖場登山に挑戦する第一歩におすすめ!!

 

体力難易度 ☆ / 技術難易度 ☆☆ 



高岩

 

碓氷軽井沢ICを通過した事がある方は見た事があるだろう。凡そ人が登れるとは思えない、あの巨大でそそり立った大岩を。しかしあの大岩に、登山道があるのです。
もちろんそれは普通の登山道ではありません。高さ30mにも及ぶ垂直のチムニーを登る高難度なルート。しっかりと安全確保しながら挑戦しましょう!!

 

体力難易度 ☆ / 技術難易度 ☆ 



両神山 八丁尾根

 

八丁尾根は両神山を高難度で登るコースです。鎖場登山の代表とも言えるコースで、これでもかとばかりの鎖が出てきます。また工程も長く、急なアップダウンが続くために体力的にもハードです。しかし、だからこそ、より実践的な山行になることは間違い無いっ!きっと次なる登山の大きな自信になるはずです!!

 

体力難易度 ☆ / 技術難易度 



裏妙義 丁須の頭

 

奇形な岩が特徴的な裏妙義にある丁須の頭にて実践山行を行います!道中嫌な鎖場が目立ちますが、1番は丁須の頭への登攀と下降でしょう。それは「妙義山域で最難関」とも言われているほどです。あまりの高度感から下降時は足がすくんでしまいそうですが、安全を確保した上で自力で登り、降りましょう!

 

体力難易度 ☆☆  / 技術難易度 ☆☆☆