登山技術基礎 " ほどけない靴紐の結び方 "

 

 

登山中に靴紐が解ける事が多かったりしませんか?

しかも、なんか解けやすい日と、ハードに歩いても解けない日があると思いませんか?
実は結ぶ時にちょっと注意するだけで、ずっと解けにくくなるんです。

そんな注意ポイントを、動画とブログで説明しています。

さらに!

より解けにくくなる、応用形の靴紐の結び方を伝授します!!


登山中に靴紐が解けた経験。きっと誰にでもあると思います。

靴紐の解けは転倒に繋がる可能性があり、場所によっては非常に危険です。何より何度も足を止めるのはとても面倒です。

 

ところで、なんか靴紐がほどけやすい時と、ハードに歩いても解けない時があったりしませんか?

これ、実はきちんと結べている時とそうでない時の差なんです。

無意識で結ぶのではなく、あることにちょっと意識するだけで、靴紐はずっと解けにくくなります。 

 

靴紐を結ぶ時、ブックノットの形になるようにします。
左右対称の形になっていないと、ちょっと引っ張るだけで簡単に解けてしまいます。(詳しくは動画を御覧下さい。)

 

右側の紐を上に結び始めたら、蝶々結びを仕上げる時の2回めの結びは左側を上に結び始めて下さい。

実はたったこれだけの差で、実に解けにくくなります。
解けやすいかそうでないかの差は、実はこの結ぶ順にあります。

 


さらに、もう1つ工夫すると、まったく解けない結び方になります!

結び方は簡単♪ それぞれの結びを2回ずつ巻くだけで、たいへん解けにくくなります。

詳しくは写真の流れを追って説明します。

 


まず踵をとんとんと叩き、かかとを靴に密着させます。



足の甲から靴紐を締めあげていきます。
足首を締める時がポイント!

踵が浮いてしまわないよう、足首の紐を締め込みながら踵を密着させます。
ここをしっかりと密着して動かないようにすることで、明らかに安定感が上がります。

しっかりと意識しましょう!



続いて足首を締めます。
登りは緩め、下りはキツ目にしましょう。
登りは足首の屈折が大きくなりますので、足首の可動がし易いほうが楽です。
一方下りは足首にかかる負荷が多くなりますので、キツ目に締め上げます。



一番上のフックは、上から下に引っ掛けましょう。
こうすることで交差部分の真上に結び目が来ることになり、より一層靴紐が解けにくくなります。



靴紐を結ぶ時、通常1回転させる部分を2回転に増やします。



ブックノットの形になるように注意しながら、さらに2回転させながら結びます。



残った末端の長さを整え、末端を全てまとめて結んでおきます。
この結び方をすることでまず解けることは無くなります。



 

たかが靴紐ですが、うっかり踏んでしまうと大きな事故に繋がりかねません。
こうした基礎の基礎からしっかりと注意しておくことで、山の安全は高まっていきます。
是非この結び方を覚え、登山の安全を足元から固めてみてください^^

皆さまの安全登山にお役立て頂ければ幸いです♪

 

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初めての方でも十分楽しんで頂ける、アットホームなワークショップですので、是非お気軽にご参加下さい♪

 

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