登山のロープワーク用語 " ノット・ヒッチ・ベント "

 

 

ロープワークをちょっと勉強しはじめてみると、"◯◯ノット"とか、"◯◯ヒッチ"だとか、"◯◯ベント"とか、語尾の言い方が違うことに気がつくと思います。
この " ノット・ヒッチ・ベント " の使い分けには、実は法則があるのをご存知でしょうか?

意外と知らない人も多い、ロープワークの名称。
ここで一度、しっかりと学んでおきましょう!
知識として知っておくことで、ロープワークを覚えるのに役立つと思います。


先日、とある疑問をお問い合わせ頂きました。
『ブログに書かれているプルージックコードの結び方、ダブルフィッシャーマンズベントって書いてあるけど"ダブルフィッシャーマンズノット"ではないの?』

なるほど、確かに 言葉としては " ダブルフィッシャーマンズベント " より " ダブルフィッシャーマンズノット " の方が有名ですね。
クライミングの時、エイトノットの緩み防止に行う末端処理にダブルフィッシャーマンズノットを使うからでしょうか?

しかしプルージックコードを作る時の結び方は " ダブルフィッシャーマンズベント " で正しいんです。

結び方の言い方には法則があります。

 


~ ノット ~


ロープ単体で結ぶ結び方を言います。
エイトノット、オーバーハンド・ノット、ダブルフィッシャーマンズノットなどがこれにあたります。
何かに結びつけても、ロープ一単体で機能を果たしている場合は " ノット " です。



~ ヒッチ ~


ロープをカラビナなど、他の対象物に絡めて、その双方で機能を果たす結び方を言います。

ムンターヒッチ、クローブヒッチ、ガルダーヒッチなどがこれにあたります。
カラビナ以外にも、木に結びつけたり、ポールに結びつけたりする場合もあります。
 



~ ベント ~


ロープとロープを繋ぐ結び方を言います。
ダブルフィッシャーマンズベント、シートベント、リンクベントなどがこれにあたります。
一本のロープの末端同士を結ぶ場合も、ベントと言います。



 
ロープワークを使う上で必ず必要な知識ではありませんが、この法則を覚えておいたほうが結び方を覚えるときに便利だと思います。
ちょっとした豆知識ですが、覚えておきましょう^^

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