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登山で使うロープワークの中で、もっとも簡単な結び方です。
オーバーハンド・ノットは懸垂下降時に使うロープを繋いだり、すっぽ抜け防止に末端に結んだりします。またロープをたすき掛けでまとめる時、カラビナを使わずにまとめる場合にはオーバーハンド・ノットを使います。
オーバーハンド・ノット言われた時、どの結び方の名前かすぐに思い出せる様にしておきましょう!
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登山で使う結び方の中で、もっとも簡単な結び方です。でも実は、もっとも解けにくい結び方でもあります。
一昔前まで、懸垂下降の際に二本のロープを繋ぐ場合、エイトノットで繋ぐ事が常識でした。しかしエイトノットは開き方向の荷重に弱く、この為に懸垂下降での死亡事故が連続しました。
クライミングハーネスに繋ぐ結び方としてはエイトノットがベストですが、懸垂下降で二本のロープを繋ぐのにはオーバーハンド・ノットが適しています。
欠点として、エイトノットよりも解きにくい点があります。
テンションが掛かったあとはロープが食い込み、解くのが困難だったりします。
この為、もっとも命に関わる懸垂下降時のロープの繋ぎに使うか、もしくは強いテンションがかからないことが前提の末端処理に使用することが多い結び方です。
簡単に覚えられるロープワークなので、結び自体を覚えられないことは無いでしょう。
実際の現場で"オーバーハンド・ノット"と言われた時、どの結び方のことなのかすぐに分かるように覚えておきましょう。
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ロープを1回転させて輪を作ります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=228x10000:format=jpg/path/s933e5bf62284e1b5/image/ib734bb3ae0edfeda/version/1449818756/image.jpg)
末端を輪に通します。
そのまま締め込めば、オーバーハンド・ノットになります。
簡単な結び方です。まずはここから覚えてみましょう♪
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