登山には様々な危険がありますが、様々な生物の脅威もその1つです。熊や猪などの大動物の危険を第一に考えると思いますが、実は大動物による被害は、山の危険生物の被害の極僅か。実際には、もっと小さな、それでも時に人を死に至らしめる危険な生物があります。
ここでは、人に被害を与える様々な生き物と、食べたら危険な植物、その他病原菌による感染症などについてまとめていきます。安全な登山を楽しむための予防知識として、しっかりと覚えていきましょう!!
小さいが、侮るなかれ!マダニに感染して死亡する事故が、毎年起きています。
マダニを媒介とした人獣共通感染症による疫病感染し、様々な病気を発症します。その中には重篤な症状を引き起こし、時に人を死に至らしめたり、生涯残る後遺症で苦しめたりするケースもあります。
しかもその多くに有効な治療法もなく、またワクチンもないと言う恐ろしさ…。
大切なことは、しっかりと予防対策を行うこと。
そして早期発見、早期除去を行うこと!
山の恐ろしい危険生物"マダニ"に関する知識を身に付け、身を守りましょう。
死亡率30%超えの恐ろしい病気、破傷風。
登山者をはじめとし、アウトドアを楽しむ人は、そうでない人に比べて遥かに感染リスクが高くなります。
3種混合ワクチンにより幼少期に予防接種を受けていても、30代くらいからその効果はほぼ無くなります。実際に感染報告のほとんどが40代以上という報告も出ています。
再度、しっかりと予防しておくことを推奨致します。