JMIA 日本登山インストラクターズ協会所属

 


[ セルフレスキュー ]

 

 

"登山は自己責任"と良く言いますが、自己責任の定義とはなんでしょうか?
登山における自己責任とは"できる限り自分の事は自分で解決すること"であると思います。それはすなわち、自分でできる事を少しでも増やす努力を行うことでもあると考えています。

 

道に迷わないように、しっかりとした山岳ナビゲーションスキルを身につける。

大きな事故を起こさないように、ロープワーク技術や安全確保技術を身につける。

気象や自然災害に関する知識、ファーストエイドに関する知識、ビバークの技術や知識を身につけるなど、様々なスキルを身につける努力をしていくことが大切です。

 

是非身に付けておきたいスキルの一つに"セルフレスキュー"があります。

セルフレスキュー技術とは、万が一困難な事態が発生した際に、自分自身を守り、仲間を助け出す技術を言います。
自分と仲間の命を守る、大切な技術です。
確かにセルフレスキュー技術は一生使わない可能性が高いし、できる限り一生使わないでいられた方が良い技術ですが、しかし、万が一困難な場面の直面した場合、その窮地から脱する技術を身につけておくことはとても大切です。

少しずつ覚え、安全登山にお役立て下さい。

 

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懸垂下降途中からの登り返し技術

 

 

懸垂下降の途中で、もしロープの末端が地面に届いていないことが発覚したら!?

その様な場合、懸垂下降で降りてきたロープを使って登り返しを行わなくてはなりません。

懸垂下降は急峻な斜面や崖を安全に下るための大切な技術。できれば全ての登山者に身に付けて頂きた技術です。

でも登り返し技術を持たない方は、本来懸垂下降を行うべきではありません。

すなわち懸垂下降の登り返し技術もまた、全ての登山者が身につけるべき技術です。

しっかりと覚えましょう!


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1/3 レイジング(倍力)システムの手順

 

 

レイジングは、滑車の原理を利用して小さな力で重たいものを引き上げることができるシステムを言います。その特性から、レスキューの世界では倍力システムなどと呼ばれ、救助活動の要となる技術として使用されています。

安全の為にロープで確保していても、宙吊りになった仲間を引き上げられなければその技術は意味を成しません。
ここではダイレクトビレイ中に、フォローが宙吊りになってしまった状態からレイジングを構築する流れを説明しています。

 


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クライミングレスキュー リード編  " 宙吊りからの救助法 "

 

 

マルチピッチクライミングやアルパインクライミングを楽しんでいる時、もしパートナーが墜落したり、落石があたったりして意識を失ってしまったらどうしますか?
宙吊り状態になってしまったパートナーを助け出すための技術を身につけることは、クライマーとしての最低限の責務だと思います。
救助に必要な道具を揃え、その知識と技術を身につける事こそ、登山における自己責任なのだと思います。

大切な仲間を救うことができる一人前のクライマーになりましょう!
ここでは、リードクライマーの救助方法を動画で紹介しています。


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登山のセルフレスキューに必要な道具  "ペツル クレバスレスキューキット"

 

 
ペツルのクレバスレスキューキットは、クレバスに落ちた仲間を救う為に用意されたセットですが、実は登山のセルフレスキューにおいて欠かせない道具でもあります。
先日紹介したレスキューキットでも問題なくレスキューを行えますが、このセットを使うことでより簡単に、より効率良く作業が行えるようになります。

マルチピッチクライミングやバリエーションルート、雪山登山で必ず持ちたい装備です。

装備の準備に合わせ、レスキュー技術と知識も身につけておきましょう。


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セルフレスキュー " 登り返し 1/3 システム "

 

 

もしオーバーハングした場所で墜落し、宙吊りになってしまったら?
タイトローピングでコンティニュアス中に、雪庇を踏み抜いたり、シュルンドに落下したり、岩稜でつまずいて転落したり…。

そんな時、どうやって脱出しますか??
映画の様に、上で墜落を止めてくれた仲間を救うために、自分で自分のロープを切る??
いいえ、実はけっこう簡単に脱出出来るんです♪


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セルフレスキューキット、用意していますか?

 

 
登山やクライミングにおけるセルフレスキューに、絶対に必要となるレスキューキット。
ちゃんと用意していますか?
危険を伴う登山には、ロープを運用して万が一の墜落に備える必要があります。

"備え"とは、大墜落を防ぐためのロープワーク技術に加え、万が一宙吊りになってしまった仲間を救い出すレスキュー技術と装備まで身に付けることが備えると言うことです。
きちんと準備しておきましょう!


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